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■平成15年度もりた鮎ツアー　2003年8月30・31日（土・日） 　＝＝＝つり人　2003年12月1日号＝＝＝

平成15年度もりた鮎ツアー 8月30〜31日、釣工房もりたの『平成15年度もりた鮎ツアー』が山形県荒瀬川で開催された。このツアーは同店が開店当時から毎年行なっている恒例にイベント。東北地方の河川を中心に開催され、今回で12回目。出発前に森田オーナーが情報を仕入れ、場合によっては予定の川から大きく移動することもしばしば。とにかく、アユが釣れている川を目指して積極的に動き回る元気なツアーだ。今回の参加者は14名。30代から60代まで、キャリアがさまざまな参加者が混ざってのツアーになった。 初日は秋田県雄物川水系の岩見川……の予定が、東北自動車道に入ったところで森田オーナーから行き先変更の知らせ。岩見川が連日の雨により増水。状況が厳しいため、山形県日向川水系の荒瀬川に向かうことになった。 8/30〜31　山形県荒瀬川 当日の天候は曇りで、気温22℃・水温17℃。ヘチにハミ痕は見られるものの、夜中に降った雨の影響で多少濁りが入っている。午前10時過ぎに濁りが取れ始め、ポツポツと竿がしなる姿が見え始める。午後には水位も15cmほど下がり、多少陽も差してきて鮎の活性は上向き。午後4時前には入れ掛かりとなる参加者もいたが、時間切れ。後ろ髪を引かれる思いで荒瀬川を後にした。 2日目は雨。岩見川を断念し、再び荒瀬川へ。荒瀬川は前日より約20cm高水位、笹ニゴリで気温20℃水温15℃。何とかなると思ったが、気温と水温が低いため追いが極めて悪く、おまけに増水と、アユ釣りには最悪のコンディション。厳しい状況ではあったが、何とか全員が鮎の姿を見ることができ、ツアーは無事終了となった。 参加者は釣果に悔いは残ったものの、年に1度のイベントには満足したようすで「来年もまた参加する」と声を揃えていた。例年なら3ケタ釣りも夢ではない『もりた鮎ツアー』。来年の日程は来年3月頃に発表されるので、参加希望者は「釣工房もりた」まで問い合わせてみては？ ●問合先　釣工房もりた　TEL03・3896・2537 （2003年12月1日号P137より全文抜粋）

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